新年の床飾り
作者/三世家元 角田一忠
花材/若松、水引
花器/古銅像耳薄端
花型/生花(若松七本いけ)
新年を祝う花といえば、松竹梅をはじめとしていろいろありますが、中でも、若松が最も広く親しまれています。簡素な中にも清新な雰囲気があふれ、新しい年の門出を祝うのにふさわしい花材です。若松七本を格調高くいけ、めでたい掛け軸と合わせて新年の床飾りとしました。若松の足もとには奉書紙を巻いて金、銀の水引を結び、正月らしい華やかさを出しながら、祝意をさらにきわ立たせました。