第49回 いけばな協会展


[会期]2010年3月10日(水)〜15日(月)

[会場]東京・松坂屋上野店6階催事場

主催=いけばな協会(勅使河原茜理事長)


    いけばな協会展が、会場を松坂屋上野店に移して2回目の開催となりました。開催会場を会員のアンケートにより前記会場での開催続行となり、一安心の協会ですが、今展は、出品流派が58流派(昨年62流派)、614名出品(昨年715名)と大幅に出品者が減り、会場の盛り上がりもいまひとつでしたが、出品作品はいずれも素晴らしい作品が展示され、各流派とも日頃の研鑽の結果が十二分に発揮されていました。常任理事席の見事な大作や古典花の美しさ、季節感のただよう作品が随所に見られ、会場内は一足早い春の息吹に包まれて、今展のテーマ「花の息吹に出会う」に相応しく、いけばなの魅力をあらためて感じました。今回から一人席が設けられ、新たな試みが始まりました。会期中は、一次展の活けこみを除けば、暖かい晴天に恵まれ6日間で26000人余りの入場者を数えました。本流からは家元を始め9名の先生方が出品いたしました。
 


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(一次展出品作品)


高橋一誠 荻原一牧、姜 一梅
    


(二次展出品作品)


家元角田一忠 小泉一巧、市川一T


(三次展出品作品)


本領一広 荒木一響、坂井一秀