創流105周年記念 第25回日本古流いけばな展(2005初夏・・・つどう花々)


[会期]2005年6月16日(金)〜17日(土)

[会場]新宿アイランド・アクアプラザB1

[主催]日本古流幹部会/家元 角田一忠


 第25回日本古流いけばな展が、アクアプラザを会場に三回目の開催となりました。天候に恵まれ2日間で600名余りの入場者 がありました。会場にも慣れ、会場構成に色々な試みが見られました。今展は、出品者116名(家元・幹部会員77名・新人38名)、 作品数107作(家元・自由花79作・生花27作)、自由花の中には合作作品6作が含まれます。  開催初日に取材に訪れた、日本女性新聞社社主の西川治嘉氏からは、「二世家元が、新宿西口の野村ホールに展覧会会場を定着させ、 石造りの硬質な空間に花の場を果敢に広げて以来、取材をしていますが、三世、四世とその気風が受け継がれてきました。アイランド ビルに開催の場を移してからは、四世家元の新しい気風が生まれて来ている感があります。」と、取材が終わってから話されていまし た。七月十五日発行の、日本女性新聞二面の日本古流いけばな展の特集記事の中で西川氏は、「四世家元による花志向が会場全体に醸 し出される中で、練達の幹部会員による生花技量のみずみずしい際立ちと、植物素材に創作の個性をにじませた自由花を両極的に弾ま せた作品展に好評が寄せられた。さらに流内の新人育成にも鋭意に向き合い、その発表の場として設けられた新人席に今展は四十名の 社中が出品、花の場を一段と華やかせていたのが注目された。」と記載している。本部はもとより、山梨会、静岡支部の諸先生には遠 路ご出品を戴き感謝しております。次回開催に向けてさらに構想がふくらみます。                                     「通信」2005年9月号より


<会場全景>



創流105周年記念  第25回日本古流いけばな展 2005 初夏・・・つどう花々 初夏の季節感を弾ませて  記念展に応えた両部門作品 20世紀の初頭、1900年(明治33年)に初代角田一忠氏によって興された日本古流が、創流105年を迎えた今年1月23日、流暦を 四世につなぐ角田一忠氏采配による初の記念式典がホテルニューオータニで盛大に開かれ、四世家元の気風を新たにしたあいさつが注 目された。その気風を創流105周年記念第25回日本古流いけばな展にはらませて開催した「2005初夏―――つどう花々」は、四 世家元による花志向が会場全体に醸し出される中で、練達の幹部社中による生花技量のみずみずしい際立ちと、植物素材に創作の個性 をにじませた作品展開に好評がよせられた。さらに流内の新人育成にも鋭意に向き合い、その発表の場として設けられた新人席に今展 は40名の社中が出品、花の場を一段と輝かせていたのが注目された。 新宿西口の野村ホームに展覧会場を設定、石造りの硬質な空間に花の場を果敢に広げて第1回から第5回まで采配を振るった二世角田 一忠氏の進取の気風を受けて三世角田一忠氏(現角田一苔)が第22回まで野村ホールで場をつないだあと、野村ホール閉鎖にともな い第23回から四世家元による采配のもとに新宿アイランド・アクアプラザに新たに場を移して3回目通算25回となる記念の本展は多 目的ホールというスポットライトを多用した会場構成の中で、ライティングともバランスをなじませた合間を通して初夏の滴るような 取り口をみせた緑陰の作品群が場を一体に息吹かせ、訪れた観客も季の植物の気に打たれるような眺めながら話題を広げていた。次に 出展の中から注目した作品を紹介したい。 取材当日、今年96歳を迎えたという角田一苔氏が会場に姿を見せ久しぶりにお会いすることが出来た。歩行は多少支えられていたが、 顔艶もよく言葉もしっかりとした口調は一門の人にとって気概的な励みとなっているように見受けた。                                   2005年7月15日号日本女性新聞より


   

作品をクリックすると、大きな写真と説明の画面に移ります。

<家元>


<家元顧問席>


<自由花席>


<生花席>


<新人席>