三世家元のあゆみ


二世家元は、華道界の重鎮としてさらなる活躍を期待されていましたが、昭和六十年、雄図半ばで逝去いたしました。

その後継として、家元夫人で副家元であった角田一苔が三世家元角田一忠を襲名しました。

都知事主催のレセプションでの二世家元、三世家元ご夫妻

東京都新宿区に生まれた現家元は、幼少の頃よりいけばなに興味をもち、大正十一年に一世家元に師事、昭和四年には師範の許状を授けられました。昭和六年、二世家元に嫁いで以来内助の功を尽くし、昭和三十七年、副家元に就任しました。

現在は、一世、二世両家元の遺訓を伝えながら、一門幹部の補佐を得て、流勢のよりいっそうの発展に努めています。

1998年(平成10年)6月 いけばな褒賞杯を受賞

高松宮より授与(高松宮邸)